物件の引き渡し前の注意点について

query_builder 2023/12/15
コラム
44

不動産売買は、買主と売主がそれぞれ契約書に沿って手続きを進める必要があります。
物件の引き渡しをスムーズに行うためには、引き渡し前の準備が必要です。
そこで今回は、物件の引き渡し前の注意点について解説していきます。

▼物件の引き渡し前の注意点
■買主が注意すべきこと
・必要書類は余裕をもって準備する
不動産売買契約だけでなく、引き渡し当日にも必要な書類があります。
引き渡し日に必要な書類が準備できていない場合は延期になることがあるので、余裕をもって準備を始めるのがおすすめです。

・引っ越し予定日を引き渡し日に設定しない
引き渡し日と引っ越し日を同日にする方もいますが、これはおすすめしません。
なぜなら、万が一引き渡しの手続きでトラブルが発生した場合に、引き渡し日が先延ばしになる可能性があるからです。
そうなるとその日に引っ越すことができなくなるので、ホテルなどに宿泊しなければならなくなります。
そのため、引っ越し日は引き渡し日よりも1週間ほど後に設定するのがおすすめです。

■売主が注意すべきこと
・家具や家電の処分は買主と相談する
物件を売却する際には、今まで使っていた家具や家電を処分したり新しい家に持って行くことになります。
しかし、中には家具や家電をそのまま使いたいという買主もいるので、処分を考えている場合は買主に相談してみましょう。

・保険の解約を忘れない
物件にかけている保険がある場合は、引き渡し後に解約する必要があります。
引き渡し前に解約すると、その間に災害や火災などがあった場合に損害を自己負担しなければならなくなります。
そのため、引き渡しが完了してから保険を解約しましょう。

▼まとめ
物件の引き渡し前に注意することは、次の通りです。

・買主
必要書類は余裕をもって準備する。
引っ越し予定日を引き渡し日に設定しない。

・売主
家具や家電の処分は買主と相談する。
保険の解約を忘れない。

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